こんにちは
最近の僕は身体の動く幅について考えたりしています。
身体がいたくなるメカニズムについては、前回の記事に書かせてもらいましたが、
身体の幅も『痛み』と密接に関わる事も、今日は書きたいと思います。
正しく立つをしていく中で、両足の幅は指2本分、首の幅や股関節幅、という言葉を会員様やよく耳にすると思います。
人間の骨格は土踏まずから頭部までが一つの柱としてつながっています。
2本ある脚は自由自在に動けますが、どの位置からも動くわけではなく、身体の持っている動ける幅の中で自由に動くように設計されています。
股関節の幅は首の幅と同じで、土踏まずをアーチづける幅も同じです。
『骨格の幅をすべて一度揃える』事が正しく立つための『決め事』です。
動く前の初期設定が出来ていない骨格にその後の自由自在な動きは身体に無理を強いてしまいます。
そしてその無理な動きこそ『痛み』として表に出てきます。
ジェンガを想像してみてください
ジェンガを人の骨格として考えた際、どんなに不安定で不細工な形でも、ある程度は倒れずに、バランスを保ちます。
そして、ほんの少しのズレですべてが倒れてしまいます。
身体も同じで、ある程度は無理がききます。
身体の無理を支えているのが『筋肉』です。
しかし、バランスをとって支えている崩れかけの身体に筋肉だけを補ってもいつか崩れます。
まずは『骨格を揃えてあげる』
根本的なところから治すのです。
ジェンガを一から組みなおす際、もちろん足場から組み立てますよね、きちんとズレがないように、、
人では、『土踏まず』からケアしていく必要があるんです。
土台がしっかり来るとその間の骨格もそろってきます。
人の身体のすごいところは、『骨格は正しい位置を記憶する』という事です。
正しく立てれば、頭(脳)が揺れない限り安定は続きます。
続く。。